肩こり

肩こり 枕の高さ

肩こり防止に枕の高さが関係している?最適な位置を探そう

肩こり防止に枕の高さが重要な理由

肩こりの原因と枕の関係性

肩こりの原因は、長時間のデスクワークや運動不足、ストレスなどさまざまですが、実は「寝ている間の姿勢」も見逃せない要因です。特に、枕の高さが自分に合っていないと、首や肩に不自然な負荷がかかり、寝ている間ずっと筋肉が緊張したままになります。

例えば、首が持ち上がった状態で一晩過ごすと、血流が悪くなり筋肉が酸欠状態になってしまい、朝起きたときに「重だるい」「痛い」といった症状が出やすくなるのです。

悪影響を及ぼす高すぎる枕とは

枕が高すぎると、頭が上に突き出たような状態になり、あごが引けて首が不自然に前屈します。この姿勢は、首の後ろ側の筋肉や頸椎に常に負担をかけ続けるため、肩の筋肉まで硬直してしまいます。

特に仰向けで寝る人は要注意で、こうした姿勢が長時間続くと、朝起きたときに「肩がこって動かしにくい」「首がまわらない」といった不調に悩まされることがあります。また、呼吸が浅くなりやすく、睡眠の質も低下してしまいます。

低すぎる枕のデメリット

一方で、枕が低すぎると、頭の重さを首だけで支える状態になり、首の前側の筋肉に無理な力がかかります。そのため、寝ている間に首がのびきった姿勢となり、首から肩にかけて筋肉が緊張し続けてしまいます。

特に横向きで寝る場合には、肩と頭の高低差をうまく埋められず、背骨のラインが歪みやすくなります。その結果、肩や背中の筋肉までこわばり、慢性的な肩こりに繋がるリスクが高まります。

姿勢と枕の高さの関係性

寝ているときの姿勢は、枕の高さによって大きく左右されます。仰向けで寝る場合には、首の後ろにやさしくフィットし、頭が少しだけ後ろに傾くような角度が理想です。このとき、背骨はS字カーブを自然に保てている状態になります。

横向き寝では、枕の高さが肩幅に合っていないと、首が上または下に傾いてしまい、背骨のラインが曲がってしまいます。これが寝違えや肩の違和感、さらには腰痛の原因になることもあるのです。

理想的な枕の高さとは?

理想的な枕の高さは、「寝たときに首と肩が無理なく支えられている」と感じる高さです。仰向けなら、目線がやや上を向く程度、つまり水平より5〜10度ほど上向きになる高さが適しています。

横向きの場合は、頭から背骨までがまっすぐ一直線になるような高さが望ましく、およそ肩幅の半分〜2/3程度の厚みが基準になります。体格や首のカーブの深さによっても適正は異なるため、調整ができる枕を選ぶのがおすすめです。

枕の高さの測り方と調整方法

自宅でできる枕の高さのチェック方法

まず、仰向けになった状態で自分の姿勢をスマホなどで撮影してみましょう。首の後ろと肩の間に大きな隙間があるようなら枕が高すぎ、逆に頭が沈みすぎているようなら低すぎる可能性があります。

理想的な高さの測定に必要な道具

メジャー、鏡、スマホ、レベル器などがあると便利です。仰向け時の顔の傾き、横向き時の背骨のラインをチェックするために使います。特に鏡は、側面からの姿勢を確認するのに最適です。

具体的な枕の高さの調整方法

タオルを折りたたんで高さを調整するのが一般的です。自分に合う高さが見つかったら、その厚さに合わせて中材の調整ができる枕を選ぶのもおすすめです。最近では、高さ調整が簡単なオーダー枕も増えています。

寝姿勢別の枕の選び方

仰向け寝に適した枕の高さと素材

仰向けで寝る人にとって最も重要なのは、「首と後頭部の自然なカーブを保てるかどうか」です。具体的には、首の下に適度な支えがあり、頭が沈み込みすぎない枕が理想です。

おすすめの素材は、高反発ウレタンやラテックスなど、弾力がありながら沈み込みにくいものです。また、中央が少し凹んだ「くぼみ型」の枕は、後頭部が安定し、首を自然な状態で支えるのに役立ちます。

このような形状と素材を選ぶことで、首や肩への負担を最小限に抑えることができ、肩こりや首の痛みを軽減できます。

横向き寝に最適な枕の特徴

横向き寝の場合、頭と首の高さが肩幅と一致していないと、背骨が湾曲しやすくなります。そのため、「肩幅の厚さに合わせた適切な高さ」が枕選びの最重要ポイントです。

横向きに寝たとき、鼻先からおへそまでがまっすぐ一直線になるような高さを確保できる枕が理想です。サイドがしっかりした構造で、頭を安定させられるタイプが向いています。

また、通気性の高い素材(例:低反発のパンチングウレタン、パイプ素材など)であれば、横向きで頬が接触する面積が広くても蒸れにくく、快適な眠りをサポートしてくれます。

寝返りを打ちやすい枕の条件

寝返りは、一晩に20~30回行うとされ、血流を促したり体圧を分散させたりする自然な動作です。そのため、寝返りが打ちやすい枕を選ぶことは肩こり予防にとっても非常に重要です。

寝返りがしやすい枕には、「適度な弾力」「広めの接地面」「左右に段差のない構造」などの条件があります。たとえば、反発力のある素材(高反発ウレタンやファイバー系など)を使った枕であれば、体の動きに追従しやすく、スムーズに寝返りを打つことができます。

逆に、低反発素材で沈み込みすぎるものや、狭い面積の枕は寝返りの妨げになるため避けた方が良いでしょう。

肩幅や体格に応じた枕の選び方

サイズで選ぶ枕の重要性

枕を選ぶ際に「サイズ」を軽視してしまう方は少なくありません。しかし、体格に合っていない枕では、睡眠中に正しい姿勢を保つことができず、肩や首に余計な負担がかかってしまいます。

特に肩幅が広い人や大柄な体型の方にとっては、市販の標準サイズ(横60cm前後、高さ5〜8cm程度)の枕では高さや横幅が不足することが多いです。その結果、肩が枕からはみ出してしまい、寝姿勢が崩れてしまうことに繋がります。

選ぶ際は「横幅が肩より大きいか」「高さが首のカーブにフィットしているか」をチェックしましょう。横幅が広い枕は寝返り時も安心で、肩が外れにくいためおすすめです。

オーダーメイド枕の利点

市販の枕でなかなか合うものが見つからない場合、オーダーメイド枕の利用を検討してみてください。オーダーメイド枕は、専用の測定機器を使って「首の長さ」「肩幅」「後頭部の形状」などを正確に計測し、個人にぴったり合うよう設計されます。

これにより、首や肩が自然な位置で支えられ、寝返りもしやすくなります。また、定期的に高さ調整や素材の交換ができるメンテナンスサービス付きの店舗も多く、長期的に見ると非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢です。

肩こりや首こりが慢性的にある方、どんな枕を試しても合わなかった方には特におすすめです。

個々の体に合わせた枕の調整方法

オーダーメイドにこだわらなくても、自宅でできる調整方法を活用すれば、既製品の枕でも自分の体に合った環境を作ることが可能です。

たとえば、中材の出し入れができる「高さ調整枕」や、タオルやクッション材を足して高さを微調整する方法などがあります。枕の中心と両サイドで高さが異なるタイプを選べば、仰向け・横向き両方に対応できます。

また、枕の使用感は体型の変化や季節によっても変わるため、数か月ごとに使用感を見直す習慣を持つことが大切です。「最近寝起きが辛い」と感じたら、枕が合っていないサインかもしれません。

まとめ:肩こり防止に枕の高さが重要な理由

肩こり防止に枕の高さが関係している?最適な位置を探そう

  • 肩こりと枕の高さには密接な関係がある
  • 高すぎても低すぎても肩に負担がかかる
  • 寝姿勢や体格に応じた高さ調整が必要
  • 自宅でも簡単に高さを確認・調整できる
  • 理想的な高さは首と背骨の自然なカーブを保てるもの

枕の高さは、単なる寝心地だけでなく、肩こりの予防や改善に直結する大切なポイントです。自分に合った枕を選ぶことで、睡眠の質が向上し、日中の体の不調も軽減されるでしょう。この記事を参考に、ぜひ最適な枕を見つけて快適な睡眠生活を手に入れてください。

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